2025/11/13 2025/11/12

株式会社シンギュレイトとのパートナー連携を開始しました

　〜管理職の1on1実践と学習を通じて、健全な組織づくりを支援〜

2025年10月、Veap Japan株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：福井千春、以下Veap Japan）は、科学とデータの力で組織開発を支援する株式会社シンギュレイト（本社：東京都渋谷区、代表取締役：鹿内学、以下シンギュレイト）と、経営層・管理職層のマネジメント課題解決を目的としたパートナーシップを開始しました。
本連携を通じて、管理職自身のメンタルケアと1on1スキルの習得を支援し、企業における「1on1文化」の定着を目指します。

　【背景】導入が進む1on1ミーティング、その課題

近年、上司と部下が定期的に対話する「1on1ミーティング」を導入する企業が増えています。
しかしその実態は、業務の進捗確認や目標設定など、形式的な話に終始してしまい、「信頼関係の構築」や「成長支援」という本来の目的が十分に果たされていないケースも多く見られます。
また、管理職の多くが1on1を体系的に学ぶ機会を持っておらず、どのように進めれば効果的なのかを理解しづらいという課題もあります。その結果、1on1が形骸化してしまい、効果を感じにくいという声も少なくありません。

　目指す姿

Veap Japanは、管理職はじめ社員の皆さまに、ご自身が「1on1を受ける側」としての質の高い対話を体感していただけるように努め、シンギュレイトからは「1on1を行う側」のスキル習得を後押しするという形で、双方から組織全体に健全な1on1文化を根付かせることを目指します。
管理職が自らのケアを行いながら、部下の成長を支援できる状態をつくる。
その積み重ねが、企業の生産性向上とウェルビーイングの両立につながると私たちは考えています。

　取り組みの概要

Veap Japanは、管理職を対象とした月次EAP（従業員支援プログラム）1on1を通じて、心の不調を未然に防ぎながら、パフォーマンス向上をサポートしています。
EAPコンサルタントによる継続的な1on1の中で、管理職が「傾聴される」「理解される」経験を重ねることが、組織における理想的な1on1の原点となります。
一方、シンギュレイトが提供する「Ando-san」は、1on1の企画・研修・実践・定着を包括的に支援するサービスです。
体系的な学習とデータ活用を通じて、マネージャーが科学的根拠に基づいた1on1スキルを身につけることを支援します。

　今後について

今後もVeap Japanは、心身の不調が発症してから対処するのではなく、定期的に担当者が1on1をすることでマネジメント層はもちろん、全役職・職種の従業員のパフォーマンスを向上するサポートをしていきます。
シンギュレイトとの連携を通じて、適切な1on1実施の支援を行い、組織への定着をサポートしてまいります。

　代表コメント

　シンギュレイト代表取締役鹿内学

今回のVeap Japanとのパートナーシップ連携は、新たな価値を生み出す『新結合』であると感じ、大変嬉しく思っています。
多くの企業で1on1の導入が進む一方で、その実態が業務報告や評価面談に終始し、形骸化してしまうという課題は深刻です。これは、1on1が本来果たすべきピープルマネジメントの役割、すなわちメンバーの主体性・自律性を育む機会が失われていることを意味します。
今回の連携は、この根深い課題に対し、多角的なアプローチを提供します。両社の強みを組み合わせることで、管理職が不安を乗り越え、主体性を最大限に引き出す1on1文化を組織全体に根付かせることができます。1on1・対話文化の醸成を通じて、私たちは組織への変革に貢献してまいります。

Veap Japan 代表取締役福井千春

1on1には、外部の専門家が関与することで効果が発揮されるケースもあれば、社内で継続的にブラッシュアップしていくことが求められるケースもあります。
今回のシンギュレイトとの連携により、その両面からの支援が実現します。
これまでVeap Japanは、EAPの専門家として、社員の心理面やキャリア面のサポートを通じて「外から支える1on1」を提供してきました。
一方で、シンギュレイトの強みであるデータと仕組み化の力が加わることで、「内から育てる1on1文化」の定着にも貢献できると確信しています。
両社の強みを融合させることで、クライアント企業への支援をより多面的に拡張し、個人と組織の持続的な成長を支える新しい1on1の形を共に創ってまいります。

　会社情報